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2004/03/01(月)
三月定例市議会
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三月定例市議会招集 合併関連など三十四議案上程
3月定例会が1日招集され、平成16年度一般会計当初予算案など予算関係11件、条例案9件、人事案3件、一般議案11件が上程された。
このうち唐津・東松浦一市六町二村の合併と関連の五議案が出されている。
坂井俊之市長は「合併には身の引き締まる思いです。また当初予算では国庫補助の厳しい削減の中、元気再生関連事業の計上、福祉のまちづくりでは児童福祉手当ては小学三年生までの延長、農林水産業の振興では都市と農漁村の交流費用、教育関係では頼もしいからつっ子育成事業などを計画いたしました」と説明した。
平成16年度の当初予算案は、275億四1150万円だが、借り換え特例債10億6230万円を差し引くことになり、実質予算は265億円と近年で最も厳しい予算となっている。
このあと諸議案の説明があり、今議会の会期を決めた三月議会の日程は次の通り。 [議案質疑]8〜10日 [一般質問]11・12・15日 [委員会]16〜19日 [合併特別委員会]22・23日 [討論採決]24日 【市長演告】 本日、市議会定例会を招集いたしまして、平成16年度当初予算案並びに諸議案を提案し、ご審議を仰ぐにあたり、その概要をご説明申し上げますとともに、市政運営についての所信の一端を申し述べたいと存じます。 平成16年度は、当唐津・東松浦地域にとりまして合併を成し遂げるという大変重要な年でございます。議員皆様方のご協力を賜りながら協議を続けてまいりましたが、去る2月22日に唐津市及び東松浦郡の1市6町2村は、合併調印式を執り行い、協定書の調印を終えた次第でございます。今回、歴史的にも文化的にも非常に繋がりの強いこの地域が一体化し、新しい唐津市として出発するための第一歩を踏み出すことができましたことは、誠に喜ばしいことではございますが、それと同時に、大変身の引き締まる思いを抱いているところでございます。 さて、2月に提出された月例経済報告によりますと、政府の景気認識を示す基調判断は、前月引き上げた判断を維持し、「設備投資と輸出に支えられ着実に回復している。」といたしております。この景気が良くなったという政府の判断は、地方においては実感とは程遠い状況にあります。 一方、我が国の財政は、極めて深刻な状況でありまして、政府においては日本経済の再生に向け「改革なくして成長なし」などの方針を掲げ、構造改革を推し進め、21世紀にふさわしい仕組みを構築することといたしております。 また、国と地方に関する「三位一体の改革」を推進し、国からの権限移譲の拡大により、地方が自らの責任で自主的、効率的に、真に住民にとって必要な行政サービスを選択できるような簡素で効率的な行財政システムの構築を図ることとされております。 このような流れの中で、「三位一体の改革」の実質的な初年度に当たる平成16年度は、国庫補助負担金が概ね1兆円程度廃止・縮減され、交付税についても財源保障機能を見直し、総額の抑制を図るという方針がとられたため、地方財政は、大幅な財源不足に陥ることになりました。 本市におきましても、国庫補助負担金の一般財源化、交付税と臨時財政対策債の大幅な減少により、厳しい予算編成を余儀なくされたところであります。 このような中、本市の平成16年度当初予算案は、これまでの慣例や固定意識にとらわれることなく、職員一人ひとりが意識を改革し、義務的経費を含め経費全体の徹底した見直しを行い、市町村合併を見据え、第5次唐津市総合計画に掲げる3つの都市像の実現に向け、市民にわかりやすく夢と「元気再生」が実感できるよう、元気再生関連事業ほか7つの施策の基本方向に沿って編成いたしました。 その結果、一般会計予算額は、275億4,150万6千円となり、骨格予算でありました前年度当初予算との比較では、8%の伸びとなりました。 それでは、施策の基本方向ごとに主な事業についてご説明申し上げます。 まず一つ目に「元気再生関連事業」について申し上げます。これは、昨年8月に発足いたしました「元気再生委員会」におきまして、唐津市が元気を取り戻し、市民サービスのさらなる向上に繋がるというテーマを中心に検討し、協議されました事業を具体化するために予算計上したものでございます。 事業の概要を申し上げますと、地域の素晴らしい資源や特性を活かした魅力あるまちづくり事業を実施する団体に対し助成する「元気再生モデル事業費」、子育て情報の収集提供等により子育てへの安心感を高めるための「子育て支援情報センター(仮称)運営費」、中心市街地への起業家の進出を促し、活性化を図るための「中心市街地活性化起業支援事業費」、開館後10年余りを経過し、新たな近代図書館の在り方を調査、研究するための「近代図書館利便性向上調査費」や競艇ファンの拡大や競艇の売上向上を図るための「前売専用場外発売場運営費」を計上いたしました。 二つ目の「健康で安心して暮らせる福祉のまちづくり」では、障害者対策として、障害者の更生を援護するための施設入所支援費や医療給付をはじめ、在宅の障害者に対するデイサービス事業、訪問入浴サービス事業のほか、新たに聴覚障害者等の社会参加の促進及び緊急時における関係者とのコミュニケーションを図るため、手話奉仕員の派遣を行うことにいたしております。 高齢者対策としては、介護サービスの充実等により利用者が年々増加している介護保険事業への負担金をはじめ、高齢者ふれあい会館の運営費や要支援又は要介護の認定者が在宅で日常生活を安全で容易に過ごせるようにするための住宅改修費、在宅のひとり暮らし高齢者等が自立した生活が過ごせるよう、日常生活上の軽度な援助を行うための事業費や配食サービス事業費等を計上いたしております。 児童福祉では、支給対象が小学校就学前から小学校第3学年修了までに拡大した児童手当の支給や少子化、核家族化の進行に伴う就労と育児の両立支援を総合的に推進するための特別保育対策をはじめ、新たに少子化対策として、次世代育成支援対策推進法に基づき、次世代を担う子どもを育成するための環境整備について、策定委員会を設置し、行政と民間が一体となって実施する行動計画を策定することにいたしております。 保健衛生対策として、地域医療充実のための救急医療センターの運営や夜間救急外来診療体制整備への補助、各種保健事業等を推進することにいたしております。 三つ目の「会話がはずむ快適な環境づくり」では、道路改良、土地区画整理事業、公共下水道事業の推進をはじめ、市営住宅の外壁改修事業等を計上し、また、城内地区の住環境と都市景観保全のためのガイドラインを策定することにいたしております。 四つ目の「自然と共生する環境調和型のまちづくり」では、市民の環境に対する意識高揚を図るため、「唐津クリーンの日」を制定し、学校における環境教育をはじめ、地域における清掃活動等を展開することにいたしております。また、国の緊急地域雇用創出特別交付金の活用による、松浦河畔公園、大島市民の森、市道、林道、観光資源等の環境整備事業を実施するほか、不法投棄防止のための対策費等を計上いたしております。 五つ目の「にぎわいと交流の舞台を支える基盤づくり」では、唐津・東松浦合併協議会負担金や本市の行政放送として市民に定着いたしました「チャンネルからつ」の放送事業費のほか、重要港湾である唐津港の振興を促進するための事業費等を計上いたしております。 六つ目は、「創造力に富んだ活力ある産業づくり」として、中央商店街に活気とにぎわいを取り戻すために、店舗の景観形成への助成や元気再生委員会から提案がございました中央商店街活性化のための起業家への支援を行う実行委員会に対する補助金のほか、買い物客の利便性向上のための買物無料駐車券発行等に対し、引き続き助成することにいたしております。 農業振興では、園芸農業を担うプロ農業者の育成及び消費者ニーズの高い安全・安心な農作物等の生産拡大を図るため、機械・施設等の整備を行う営農集団への助成や都市と農村の交流(グリーン・ツーリズム)事業を実施する団体に対し助成を行うことにいたしております。また、農産物の販路拡大のためのトップセールスや地域環境に配慮した畜産環境の改善を図るための事業費等を計上いたしております。 水産業の振興では、卸売市場や水産加工団地の再生と水産基地機能の強化を図るための基本計画策定や唐津産水産物の販路拡大を図るための事業費のほか、都市と漁村との交流(ブルー・ツーリズム)を推進する事業費や神集島漁港の浚渫にかかる事業費等を計上いたしております。 七つ目の「時代を切り拓く豊かな感性に満ちた人づくり」では、懸案でございました一中及び五中の学校給食につきまして、選択式給食方式を試行することにいたしました。学校の施設整備関連では、長松小学校の運動場整備や外町小学校の大規模改造のための耐震診断・耐震補強の実施設計のほか、小中学校職員室の空調設備を整備することにいたしております。このほか、家庭にひきこもりがちな児童生徒への訪問指導等強化のためのスクーリングサポートネットワーク事業費を計上いたしております。また、「頼もしいからつっ子」を育成するために「からつティーンズ・体験スタジアム2004(仮称)」事業や青少年の体験活動の推進を図る民間団体が実施する宿泊体験活動事業に対し助成することにいたしております。さらには、佐志公民館建設に係る用地の地質調査や小中学校の統廃合に伴う関連経費を計上いたしております。 八つ目の「余暇を味わうまちづくり」では、本市が誇る旧高取家住宅や旧唐津銀行等近代遺産を活用した特色あるまちづくりを引き続き推進することにいたしております。また、唐津くんちの曳山の小規模な修理に対する新たな助成や東の浜及び西の浜における四季を通じての花火大会開催へ経費の一部を負担することにいたしております。 続きまして、特別会計について申し上げます。 競艇特別会計では、ふるさと会館アルピノへの前売専用場外発売場の設置や新紙幣発行に伴う自動発払機等の改造を実施し、ファン拡大と売上向上を図ることにいたしております。 下水道特別会計では、鏡・原・養母田・神田・佐志及び山本地区の幹線・枝線の整備を促進するほか、和多田地区の雨水排除施設の整備や新東唐津駅土地区画整理地内の下水道整備事業費等を計上いたしております。 小規模下水道特別会計では、湊及び久里地区の農業集落排水事業を推進することにいたしております。 以上が予算案に関する説明でございます。 次に条例議案関係について申し上げます。 「唐津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」でございますが、介護給付費納付金の増額に伴う国民健康保険税の介護納付金課税額の改正及びこれに伴う当該介護納付金課税額から減額する額を改正するものでございます。 次に一般議案関連について申し上げます。 冒頭申し上げましたが、平成14年7月から行ってまいりました唐津・東松浦1市6町2村による市町村合併にかかる協議が整ったことに伴い、市町村合併関連の議案をご提案申し上げているところでございます。 この議案は、先人達が守り育ててこられた私達のふるさと唐津・東松浦地域を次代を担う子ども達にとって、一層輝きを増す地域として存続させるために、合併協議会において紆余曲折はございましたが「百年の大計」を基本に、小異を捨て大同に立ってまとめられたものです。 私は、この議案は、唐津市の未来にとりましても必ずや大きな意義を持つものと確信しているところであります。
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